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【最遊記】千日紅

第3章 DAHLIA


翌日



「おはようございます」

調理場で朝食の準備をしている華楠に八戒は声をかける



「お、おは、おはよう!!」


振り向きはしないものの、耳が赤くなっているので大体の表情は予想がつく



くす、と笑って八戒は隣に立つ

「手伝いますよ、なっちゃん」



​───────​───────​──




食堂に5人揃ったところで朝食を食べ始める

「今日発とうと思うのですが…」


八戒がそう口にしたところで隣のテーブルに居た男が声を荒らげた


「おいおい、おめーさんたち。
今日は台風予報だぜ。発つのはやめときな!」


『台…風…』

5人の声が重なった





​───────​───────​───




「…というわけで、台風が過ぎるまでこの村に滞在ということになりましたね」


窓を眺めながら八戒が言う


「おい。」

「なんですか、三蔵」

「部屋割りを変えるぞ

俺は一人部屋が良い」

三蔵はため息をついた


「じゃあ部屋割り決め直しますけど…結果に文句は言わないで下さいね三蔵」

そう八戒が言って皆でジャンケンをする

『じゃーーん、けーん……………』











「やりィ!今晩は華楠とか♡」

「チッ…」

今日の部屋割りは、一人部屋が八戒、三蔵&悟空と悟浄&華楠という形になった


華楠の横にスス…と寄りながら

「大丈夫ですか?僕と部屋変わりましょうか?」

こっそり八戒が耳打ちする


「ううん、大丈夫!ありがとね、八戒」
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