第3章 3
海の色が少しずつオレンジに傾いていく。
昼の喧騒が落ち着いて、船の上にはゆるい風だけが残っていた。
甲板では、チョッパーとことみが片付けをしている。
「ここまでやれば今日は終わりでいいな!」
「はい、ありがとうございました」
荷物をまとめる手つきも、さっきより少し慣れてきていた。
ナミとロビンはそれぞれ甲板の端で海を眺めている。
ナミが伸びをしながら小さく息を吐く。
「夕方の海って、ちょっと落ち着くのよね」
ロビンは静かに頷くだけで、何も言わない。
キッチンからは、サンジの料理の音がまた聞こえ始めていた。