第3章 3
食堂は一気に騒がしくなった。
「よーし食うぞー!」
ルフィが勢いよく皿に手を伸ばす。
「だから待てっての!」
サンジの声が飛ぶが、もう半分あきらめたような調子だ。
ナミは椅子に座りながら、パンを一口ちぎる。
「ほんと安定してるわね、この船」
ロビンは静かにスープを口に運びながら、小さく微笑む。
ゾロはすでに無言で食べ始めている。
チョッパーはことみの隣で、嬉しそうにスプーンを動かしていた。
「ここ、こうやるんだぞ!」
「うん、こう?」
「そうそう!上手いぞ!」
そんなやり取りが自然に続いている。
気づけばことみとチョッパーは、同じペースで皿を進めていた。
サンジはキッチン側からその様子をちらりと見る。
(……まぁ、あいつとは合うか)
タバコをくわえ直しながら、火をつける。
昼の光が食堂いっぱいに広がっていた。