第6章 【山崎】ジミーの本気
山「へ!?あっ、大丈夫ですっ」
「・・・あ!わかった、ザキチェリーだもんね!私の身体見て興奮しちゃったんだ!」
冗談っぽく話す。しかし山崎は図星だった。
山「そそそそそそんな!そんなこと、あるわけ、ないじゃないですか!」
「・・・違うんだ・・・」
山「へ?」
「ううん、なんでも!」
一瞬だけ憂いを帯びたような、寂しさを感じているような表情をするに気づいた。
「ほら、生の女体はどうかね、チェリーくん」
山「だァァ!ホントに止めて下さい!何キャラですか」
先ほどの表情は勘違いだったのか、胸を強調させ未だにチェリーをイジってくる。
ズルッ
「あっ」
山「えっ」
ほれほれ、と身体を近づけようとするから逃げるように後退っていると突然が滑ってバランスを崩した。
山「危ないっ」
このままでは湯船の縁にある岩に頭をぶつけてしまう。山崎は咄嗟に身体を動かし、手を広げてと岩の間に差し出した。
山崎が受け止めてくれたため、は岩にぶつかることはなかった。
「ありがとう、ごめんね、ふざけすぎた・・・・・ん?」
しゅん、と落ち込む。俯くと何かに気づく。
それは、山崎の下腹部からそそり勃つ太く長い棒。
を急に助けるために咄嗟に動いたことで、太ももに挟んで隠していたものが飛び出したのだ。
「ザキ・・・それ」
山「わァァァ!!ご、ごめんなさいっ!気持ち悪いですね!!チェリーの性です!もう着替えてきます!!」
山崎はタオルで下腹部を押さえて湯船から出て行こうとする。
「っ、待って」
グイッと山崎のタオルを引っ張って、引き留めた。
山崎はタオルが取れてしまわないよう止まるしかなかった。
「・・・ごめん、本当に、ふざけすぎちゃった」
山「謝らないでください。俺も、こうなるって薄々分かってたから、ちゃんと断れば良かったですね」
「・・・嫌、だった、よね」
山「え、え!?」
何と答えたらいいのか迷い、狼狽えるしかなかった。