第6章 【山崎】ジミーの本気
そこで冒頭に繋がる。
電車を乗り継いで行った旅館は、1日一組だけが宿泊できる高級旅館だった。
一組限定ということで、全ての施設が貸切状態だ。
一通り施設を見回り、食事も済ませた後、部屋から直通の露天風呂に入ることにした。
「部屋に付いてるから混浴風呂ってことだったんだね」
山「そうですね。先入ってきていいですよ」
「え?一緒じゃないの?」
不思議そうに聞く。
山崎は付き合ってもいない男女で一緒に入るなんてできないと顔を赤くしながらブンブン手を横に振った。
「でも、新婚の幕臣の方は一緒に入ると思うから、広さとか確認しなきゃ」
真面目に下見をしているに、山崎は罪悪感が湧いてきた。自分だけが下心満載だと。
「ほら、行こう!」
は山崎の手を引いて脱衣所の方へ向かった。
「ちゃんとタオルとかもあるからさ。貸し切りなんだからタオル巻いてもいいでしょ」
山「ちょ、ちょっと・・・」
山崎は、ツラツラと話しながら一緒に脱衣所へ向かうを見て、近藤の情報が違っていたのではないかと思った。自分のことなど男として見ていないのではないかと。
「じゃあザキはあっち向いてね」
流石に向き合って服を脱ぐことはしないようだ。反対を向いて脱ぐよう言われる。
そんなこと言われてもできるわけがない。壁の方を向きながら山崎は固まっていた。
スルスルとが服を脱ぎ、布が擦れる音を聞きながら顔と下腹部に熱が籠もってくるのを感じた。
「あれ、ザキまだ脱いでないじゃん。先お風呂入ってるね」
服を脱ぎ、タオルを巻き終わったようでは山崎に声をかけて露天風呂の方へ向かっていった。
山「・・・行かなきゃだよなぁ」
山崎はギクシャクしながら服を脱ぎ、腰にタオルを巻いた。
山「!(お、治まれ、俺)」
下半身を見ると、少しテントが張ってしまっている。
のことを考えるだけでムクムク動いてしまうのだ。
山「違うこと考えろ、煩悩を消せ。カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ・・・・」