第4章 【沖田】据え膳食わぬはドSの恥
攘夷志士たちはいとも簡単に沖田に制圧された。
さすが真選組一の剣の使い手だと思わされる。
沖田は一番隊隊士の縄を解き、攘夷志士を連行していくように伝えた。自分はの鎖をなんとかするから、と言って。
沖「なんでさんだけ鎖なんですかィ?」
は、自分が縄を切ったため、逃げられないよう鎖で拘束されていたと言う。
沖「ふーん・・・」
「あ、あの・・・隊長?」
は、自分の様子をじっと見ているだけの沖田に疑問を持つ。いや、嫌な予感がしてきた。
沖「そういや、縛りプレイはまだしたことありませんでしたねィ」
「はぁ!?」
この状況で何を言っているんだ、この男は。
バキッと、の両脚を縛っている鎖を刀で破壊する。
「ちょっと、待って待って!」
脚が自由になったところで、脚を動かして必死に後退りしようとする。
沖「そうやってまた俺を誘ってるんですかィ?まったく、可愛い人だ」
「違うからっ!これで誘ってるように見える!?どう考えても逃げてるでしょ!」
沖「さん、俺のこともうわかってるでしょ。そーいうのは煽りにしかならねェんでさァ」
そういえばそういう男だ。拒否したり思い通りにならない方が服従させたいと燃えるタイプ。
しかし「縛りプレイ良いね!」なんて言えるわけがないし嘘でも言いたくない。
なぜ自分はこんな男を好きになってしまったのだろうか。
そんな事を考えている間に、もう後ろには壁しかなくなってしまった。沖田はジリジリと近寄ると、破壊した鎖を使い、の腕の鎖と繋ぎ合わせて頭の上まで腕を上げ、近くの窓枠に繋いだ。
「ちょ、やだっ、せめてホテルとか、違う所で」
沖「据え膳食わぬは男の恥ってやつでさァ」
「据えてない!不可抗力!」
自分から誘ってなどいないのに据え膳扱いされ、抗議する。
沖「いやいや、縛られたさん、鎖、大声で喘いでも誰にも聞かれない場所。こんな最高なシチュエーションは滅多に無いですぜ」
「隊長にとってはね!」
グッ
沖田は睨んでいるの顎を掴むと、目を合わせてにこやかに話す。
沖「ヤる時には“総悟”って呼べって教えたはずでさァ」