第2章 【高杉】私を攫って
「そんな・・・」
高杉と佐々木は繋がっていたのだと知った。
江戸をひっくり返すために。そして、江戸に囚われているを助けるために。
高杉は佐々木と話をするために何度も江戸に来ての様子も見ていたのだという。
高「俺が攫っちまえばいいってな」
逃げたわけではない、裏切ったわけでもない。見廻組もも守るための策だったという。
「あなたは、それでいいの?」
高杉には何か得があるのだろうか。佐々木に恩を売るという大きな得もあるだろうが、自分はただのお荷物以外の何でもない。捕虜の役割もないのだから。
高「言ったろう、俺が攫いたかったと」
ドッ
肩を捕まれ、畳に押し倒された。
高「犯せ、なんて言うもんじゃねェ。優しくしてやろうって気が失せる」
「・・・」
目の前にある高杉の艶めかしい表情。今までの男の下卑た笑みでも見下した表情でもない、熱の籠もった表情。
高「俺で満たしてやる。忘れろ、全て」
高杉の顔が近づく。先ほどは不意打ちでキスされたため目を見開いていたが、今回はゆっくり目を閉じた。
重なる唇。すぐに唇にはぬるりと舌が這わされ、口を開けるよう隙間を行き来する。
受け入れるように小さく口を開けるとすぐ口内を舌で蹂躙される。
「んは・・・はぁ・・・」
あのエロオヤジとは違う。自分本位ではない、無理やりねじ込んで来られたがの反応もよく見ている。
息が辛くなってくると、高杉は顔を離した。
「はぁ・・・はぁ・・・」
息を整えているうち、高杉は唇をどんどん下に這わせていった。着ていた着物の合わせ目に手をするりと忍び込ませる。冷たい手にゾクゾクと鳥肌が立ってしまう。
小ぶりな胸。
幕臣の男はその控えめな胸を好んでいたようで幾度もしゃぶり倒した。思い出すだけでも身震いする。
「あっ!?」
その時、胸の中心に電流が走る。
高「奴のことは考えるな、集中しろ」
が幕臣の事を考えていたことに気付いたのだろう。高杉は片方の胸の飾りを指で摘み、もう片方を甘噛みした。