第3章 【直哉×魔性女中】
「……っ、あ、……、あ、あぁぁぁ!!」
彼女の指先が、直哉の最も脆い部分を容赦なく抉るように、それでいて甘く愛撫した瞬間。
直哉の視界は真っ白に染まり、抗うことのできない激震が全身を駆け抜けた。
自らの意思とは無関係に、限界まで張り詰めていた熱が、彼女の手を汚しながら勢いよく溢れ出す。
だが、それは前の快楽だけではない。内側を強引に暴かれ、掻き回されたことによる、経験したことのないほど深い——魂を直接握り潰されるような絶頂だった。
「……ぁ、……う、あ……」
直哉は、彼女の豊満な胸に顔を埋めたまま、がたがたと震えていた。
荒い呼吸とともに、熱い涙が次から次へと溢れ出し、彼女の肌を濡らす。
「ふふ、直哉様。こんなにトロトロになって……」
「……っ、うるさい、……黙れ……っ!
なんで、こんな……、俺、……俺……っ!」
直哉は、自分がこれほどまでに情けない姿を晒したことが信じられず、恥ずかしさと、まだ体内に残る痺れるような快楽の余韻に、子供のように泣きじゃくった。
最強の術師の一人として、禅院家の次期当主として築き上げてきた自尊心が、彼女の指先一本でドロドロの液体となって流れ去ってしまった。
「お前なんか……、大嫌いや……っ。……う、……ぁああ」
口では罵りながらも、直哉は彼女の腰にしがみつき、離れようとしない。
彼女はそんな直哉を、慈愛に満ちた瞳で見つめながら、汗ばんだ金髪を何度も何度も撫でた。