第1章 バレンタインDAY♡
爆豪くんがいきなり真顔になる。
ああ…、当たって見事に砕けたなあ…。
さようなら、私の恋……。
…、と、思っていたら。
いきなりグイ、と引き寄せられ、口づけられる。
「〜〜!?…///」
私が顔を真っ赤にしてフリーズしていると、
「何ボケっとした面しとんだ。これが俺の答えだわ。」
い、今…!キスしたよね!?唇…、触れた、よね…??
あ、あの爆豪くんと付き合っちゃったの!?キスしちゃったの!?
…、到底信じれない…。
「おい、これから俺のこと名前で呼べよ。……、ゆな。」
「う、うん…、勝己さん…。」
呼び捨てにするのが照れ臭くて、恐れ多くて、ついさん付けにしてしまう。
どうしよう、全然爆豪くんと付き合ったっていう実感が……
「『さん』も要らねンだよ。呼び捨てにしろや。とっとと呼ばねえと
このまま帰るぞ。」
このまま帰る、って…もしかして一緒に帰ってくれる気なの!?
それは困る!勝手に帰られたら困る……!!
「…、勝己……。」
思わず真っ赤になってしまう私。
それを見て爆豪くん…、いや、勝己がフッ、と笑った気がした。
「ん、帰るぞ、ほら。」
手…!…、手…?
繋げってこと!?無理無理無理!!
恥ずかしすぎて…!
「このまま置いてかれてもいいんかよ?」
「だ、だめ…!だめです…!!」
勝己の逞しい手をギュッと握る。
…、あれ?勝己ってこんなキャラだっけ?
こういうデレな一面が見れるのも私だけだと思うとついニヤけてしまう。
「おい、ゆな?何ニヤけとんだ。」
「…、なんでも?かわいいな〜、って思っただけだよ?」
「あ゛あ!?爆破すんぞ、コラ!!」