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夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】

第26章 タイトル未定【予兆】


「詩音にも会ったわ。あなたのところに帰りたいって。必ず、二人を取り戻しましょ」

「詩音……!」

 詞織が口元を押さえ、肩を震わせた。伏黒はその小さな肩を抱き、「はい」と星良に頷く。

 そこへ、コンコンと病室の扉がノックされた。

「星良さん。五条さんが……」

「星良」

 七海を押し退け、五条が扉を開く。


「「五条先生!」」


 思わず伏黒は詞織と声を揃え、その最強の名を呼んだ。

「恵、詞織。久しぶり、かな?」

 ツカツカと中へ入り、五条は伏黒と詞織の頭へポンと手を乗せる。

「星良、話は?」

「だいたいは」

 五条の問いに、星良は肩を竦めながら短く返した。

「そ。じゃあ、今度は僕とおしゃべりしようか? 恵、詞織」

 暗に「席を外せ」と言われたのだと分かり、伏黒はため息を吐く。そして、「はい」と頷き、伏黒は詞織と部屋を出た。

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