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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第3章 轟焦凍のHERO童貞理論


「もう落ち着いたけどまだ体に力が入らない…。どうしよう」
「少し休もう」
「…うん」
「痛くねぇか?」
「違和感が少し残ってるくらい」
「そうか。よかった…」
「だから、いいよ?…次、しても」

小さく息を吸い、視線を逸らしたままの問いかけだった。

「いや、俺の方が満たされた」
「普通はこのまま最後までしちゃうんじゃない?」
「俺は少しずつでいい…。無理はさせたくない。少しずつ、慣らしていけばいい」
「……うん」
「すげぇ可愛いかった」
「……焦凍のバカ。本当に、優しすぎなんだからね?」
「悪い。…でもそれが本音だ」
「次、私がしようって言ったらさ、その時はちゃんと応えてね」
「ああ…、分かってる」

力が抜けた身体をもう一度、確かめるように抱き寄せる。腕の中に収まる温もりがゆっくりと現実になっていく。本当に優しいのは凪だ。でも無理をしているのも感じてるからこそまだ踏み出せない。それでも不安はもうなかった。お互いの体温を共有しながらこの距離を保つことに意味がある気がした。

「ねぇ、焦凍」
「どうした?」
「……ううん。やっぱ、なんでもない」
「何だ?言ってくれ」
「笑わない?」
「笑う?」
「どういう意味だ?」
「あのね、私、…お腹減っちゃって」

凪は照れながら笑いをこらえるように口元を押さえた。さっきまでの緊張も覚悟も全部残ったまま心が、拍子抜けするくらい一気に緩む。

「元気、出たんだな」
「うん、そうかも」
「分かった。今からコンビニで何か買ってくる」
「あ、じゃあ私も一緒に行きたい」
「夜中だぞ?」
「ヒーローと一緒だもん、怖くないでしょ?あ、でも一緒にいるとこ見られるとバレちゃう?」
「いや、それは構わない。眠くないのか?」
「全然。多分何か食べちゃうと眠くなるけど」
「帰ったら寝るぞ」
「うん。そうする。焦凍、ありがと」

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