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(R18) 爆豪勝己と轟焦凍とXXXのある生活

第4章 HOME 爆豪勝己 / 轟焦凍




* 夢主side


あれから5年の月日が流れた。家族も増えて、焦凍と私、4歳になる娘との生活は賑やかで穏やかで幸せな毎日だった。そんなある日。

〝大・爆・殺・神ダイナマイト!帰国!〟

そのニュースが大きく取り上げられたのは、一週間前のことだった。もちろん、ニュースや焦凍や緑谷君から話を聞くだけで、あれから勝己に会うことはなかった。

「もうそろそろだね。かっちゃん」

隣の緑谷君が、到着ゲートを見つめたまま呟く。空港の到着ロビーは勝己のファンや報道陣で埋まっていて、私たちは少し離れた場所から勝己の到着を待っていた。

「5年ぶりだな…」

娘を抱きかかえた焦凍も同じ方向を向いている。

「凪さんは会わなくていいの?」
「遠くからでいいよ。この子も動き回るし、私も無理できないし…」

膨らんだ自分のお腹を撫でるとぽこんと胎動を感じる。

「そういえば、凪さんのお腹、だいぶ目立ってきたね」
「もう七ヶ月だからね」
「性別は?」
「男の子、だって」
「そっかぁ。娘ちゃんも、ついにお姉ちゃんだね」
「うん!名前はばくごーなの」
「え?」

娘の言葉に緑谷君がぽかんと目を丸くし、焦凍が静かに口を挟む。

「違うだろ。爆豪ってのは苗字だ。名前にはならねぇ。.....緑谷、気にしないでくれ」
「そうだよね。でも、娘ちゃん、爆豪って知ってるんだ」
「この前、切島君たちが教えてて...」
「ああ。それでか...」
「勝己の帰国のニュース見てからね、ハマっちゃってるの」
「俺としては、すげえ複雑な気分だ」

焦凍はそう言って、小さく息をついた。腕の中の娘は、そんなことはお構いなしに、きらきらした目で到着ゲートの方を見ている。

「ねぇ、でく。だいなまにあえるの?」

緑谷君の服の裾を引っぱる娘の手にはショート、デク、ダイナマイトのぬいぐるみが大事そうに抱えられている。持って行くのは一つだけと言っても、可哀想だからってどこへ出かけるのも一緒だ。

「そうだよ。でも人も多いし、今日は遠くから見るだけかな。気づいてくれたら、かっちゃんも来てくれるかも」
「かっちゃん?」
「うん。ダイナマイトはね、ばくごうかつきって名前なんだよ」
「ふーん…」

分かってるの分かってないのか、娘は腕の中のぬいぐるみたちの頭を撫でて遊んでいる
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