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【呪術廻戦】誰も知らない

第20章 【九十九】八百比丘尼と呪胎九相図


その後、天元とは天内理子の話から星漿体の話になったが、天元が何かを感じたようで話はそこで閉じた。
薨星宮直上にアイツが来た。
作戦通り、脹相が迎え撃つ。

(…死ぬなよ、お兄ちゃん…)

羂索は八百比丘尼について探りを入れるような発言もあったが、脹相はしっかり躱している。
戦闘においては羂索に完全に力負けしているが、それでも意地で食らいついている。
そして遂に、呪霊操術以外の術式を使わせた。
ナイスファイト!!
後は任せて。

「泥臭い男はタイプだよ」

まったくアンタたち、お似合いなんだけどな。
時が来たら言ってやろう。
だから、今は全力で目の前のコイツを潰す。

だが、さすが年の功というところか羂索もなかなか一筋縄ではいかない。
お兄ちゃんが途中から戻ってきて、少しは戦況も良くなった。
攻める!!
こんな機会、二度と来ない!!

しかし、私は腹にうずまきを食らった。
これはさすがにしくったな。
最終手段を取るしかなさそうだ。
天元、わかっているだろう?
今だ。
お兄ちゃんが命を捨てるその前に。

お兄ちゃんが横たわっている場所だけ結界が崩れる。
行く先は八重ちゃんがいる地上のはず。

「〝呪い〟としての君はここで死んだ。生きろ、今度は〝人〟として」

お兄ちゃんの〝呪い〟に私の〝呪い〟をぶつける。
さて、どっちの〝呪い〟が強いか。
それを見ることができないのは少し残念だな。
訳が分からないと言った顔で結界の外に落ちていくお兄ちゃんに笑いかける。

「八重ちゃんを頼んだよ」

そう言うのと結界が閉じるのはほぼ同時だった。
彼には届いただろうか?

「八重ちゃんって誰?」

向けてもいないヤツが反応してきて反吐が出る。

「お前には一生関係のない子だよ」

次の瞬間、私の腹は切り裂かれ胴と足は分かれていた。
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