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死んだと思ったら文ストの福地桜痴♀に成り代わった様です

第1章 その女、転生する。


 誰かに体を揺らされている。
この地面の感覚は、何だ…芝生…?は?いや芝生??
「……ろう……いち…ろ………、源一郎!!!!」
「———は?」
 私は勢い良く起き上がった。は?待て待て起き上がった?!私は確か崖下に落ちて……死んだ?はず。だが、この状況は何だ。周りを見渡し、私は開いた口が塞がらなくなった。
 其処は自然に恵まれた美しい大地であった、まるで祖父母の集落の様な場所だ。私がいた場所とかけ離れすぎている。本当にどういうことだ…?まず此処は何処なんだ…それに、私の着ている服も全く違う。何だこの服は…これは、まるで昔の人間の服———…。
「源一郎!本当にどうした、大丈夫か?」
「は、」
ぐいっと肩を捕み引き寄せてきた少年を見て、今度は目を見開いた。瞳孔は開いていたと思う、そのぐらい驚いたのだ。
 私を心配し顔を覗き込んでくる少年…将来、武装探偵の社長をする元政府直属の暗殺剣士
「ふ、くざわ…」———福沢諭吉そのものであった。
嘘でしょ?何で今話題の大人気アニメ、文豪ストレイドッグスのキャラである福沢諭吉(子供姿)が目の前に?というか、私だったから良かったが、友人であったら吐血して倒れるぞ?将来有望なイケオジ…と言い残して気絶するぞ?この所で言っておくが私の友人はイケオジが好きなのだ。『イケオジこそ至高!!あ、他のキャラ(若手)も好きだよ?でも、その中でイケオジ達が大好きなの!!!』どこからか、そう言っている友人の声が聞こえてくる。嗚呼、幻聴か…。
「おい、本当に大丈夫か?悪い様なら町医者の所に———」
いやいや、全ては後!今はこの場を切り抜けなければ…!!
「い、否!大丈夫!!」
「む…本当か?」
「大丈夫!ホラこの通り!!」
 私が勢い良く立ち上がると、福沢諭吉は驚きつつもじろじろ私を頭からつま先まで見つめた。
「確かに…?」
首をかしげながらも納得しそうな福沢さん。よし後一押しか。
「でしょ?安心してくれ!まぁ、少し心配だから今日は家に帰らせてもらうから、じゃあな福沢!」
「嗚呼、あまり無理をするなよ。じゃあな源一郎」
私は少し早歩きだが、何とかその場を去ることに成功した。
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