第5章 湘北vs陵南の練習試合
晴子「あっ!さん!水戸くん達!こっち」
「晴子さん、待たせちゃった?」
晴子「私も今、来たばかりです」
「それなら良かった」
晴子「行きましょ」
一緒に体育館に向かう
「練習試合だから人いっぱいだね」
晴子「今日の相手は陵南なんです」
高宮「前にも練習試合した事あってあん時は負けたもんな」
大楠「仙道の姿、見えないからまた遅刻か?」
水戸「花道のやつまた退場にならないといいが」
野間「ちゃん居るから大丈夫だろ」
「少し、外に出ててもいい?ちょっと人酔いしたみたい」
水戸「大丈夫?一緒に行こか?」
「うんん、一人で大丈夫だよ」
水戸「遅いと思ったら迎えに行くから」
「治まったら戻ってくるから大丈夫」
体育館から出て外の空気を吸う
大丈夫…苦しくない…
ゆっくり呼吸をする
早く戻りたいけど、また人酔いかたら大変だから…休まないと
できれば試合が始める前に戻りたい
「大丈夫?」
声がして頭をあげると花ちゃんよりも背の高い男の人に声をかけられた
「えっと…大丈夫です」
「気分悪い?」
「人酔いで…外の空気吸ってました」
「湘北の生徒?」
「いえ、今日は弟の部活が練習試合で見に来たんです」
「バスケ部?」
「そうです!大分、治まったので先に戻りますね
失礼します」
中に戻った
水戸「ちゃん、大丈夫?」
「うん、もう大丈夫だよ」
水戸「無理しちゃダメだからね」
「わかったよ」