第4章 バスケ部
三井side
野間「おっ、休憩だな」
花道「姉ちゃん!俺どうだった?」
「凄かったよ。さすが、花ちゃん」
花道「俺は天才だからな!」
「しっかり水分補給して」
花道「おう!姉ちゃんが買ってきてくれたやつ飲んでいいよな」
「うん、全員分あるからね」
「「あざっす!」」
宮城「…似てねぇ」
三井「桜木の姉か?」
「弟から話は聞いてます。
いつもご迷惑おかけしてすみません」
花道「むぅ!姉ちゃん、俺は迷惑をかけてねぇ!」
流川「…どあほうに似てねぇ」
花道「あっ!おいルカワ!姉ちゃんにお礼言ってから飲め!」
流川「…いただきます」
「はい、どうぞ」
木暮「なぁ、赤木。桜木もだが流川もいつもよりキレがあるよな」
赤木「あぁ…そうだな」
「お騒がせしてすみません」
赤木「いえ、いつもより大人しいです」
三井「桜木。お前、姉ちゃん来てるからっていつもよりいいプレーだな」
花道「…姉ちゃんに安心して欲しいだよ
…もう喧嘩してねぇって事に
もう姉ちゃんが泣きそうな顔は見たくねぇ。
だから…あの時の怪我は…ボールが頭に当たっただけだ」
俺が乗り込んだ時の事か
花道「ミッチー、姉ちゃんに余計な事を言うな
姉ちゃんを不安にさせたくねぇ」
三井「そうかよ」
コイツ、姉には気をかける癖に俺達には使わねぇな
桜木とは似てねぇな
身長も低くて、肌も白い
似ても似ついてねぇな