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イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*

第5章 太陽と月は仲が悪い??



『に"ゃ!!?』
またしても三成にガバッと抱き上げられて猫(ルナ)は驚きで固まった

刑「やれ、何を怒っているのだ三成よ?」
三「ルナ様をからかうではないっ!!」

(えっ、からかわれてた?)
刑「ヒヒッ…。 バレてしまったようだな…」

『何ですと…!!?』
三「ルナ様をからかうのは大概にしろっ!!」

刑「怖い怖い…。 主はそんなにもそのルナという猫が気に入っているようだな…」
『え? そうなの?』

三「なっなっなっ…!!? 何を抜かすか刑部っ!! ただ私はっ…私はぁぁあああ!!!!」
刑「やれ、落ち着け三成。 我が悪かった」

刑部は興奮して声を上げる三成を落ち着かせる



刑「ルナという猫よ」
『ルナだよ。 何?』

刑「三成はあぁ見えてかなりの純粋な心の持ち主…。 あまりコロコロ転がして遊ぶではないぞ?」
刑部は通り過ぎ際に猫(ルナ)の頭をポンポンッと撫でて部屋を後にした

(…イタズラしすぎるなって事か…)
三「私はただっ…!! …はっ!!? 刑部は何処に!!?」

ガバッと顔を上げた三成はキョロキョロと周りを見渡す
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