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イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*

第5章 太陽と月は仲が悪い??



『えー!!? 私飼われるの!!? ってか、ルナだってば』
三「はっ!! お許しをルナ様っ…!!」

三成は猫(ルナ)を降ろして頭を下げた。 そんな光景を見て刑部は目を丸くする


刑「三成が猫に頭を下げるとは…、不思議な光景よ」
三「猫ではないっ!! ルナ様だっ!!」

『ルナと申します、どうぞお見知りおきを…』
猫(ルナ)は前足を綺麗に揃えてペコッと刑部にお辞儀した

刑「ほぉ、芸達者な猫よの…。 して三成? 半兵衛とは、どういう事よ?」
三「ルナ様は半兵衛様の生まれ代わりなんだっ…!!」

刑「生まれ代わり…。 随分と愛らしい姿になったものだのう?」
『褒め言葉どうも』

猫(ルナ)はクスリッと笑った



刑「…主、ただの猫ではないな?」
『いやいや、猫が喋ってる時点ですぐにそう思うでしょ?;』

刑「ヒヒッ…。 主は猫ではない…、猫になったのはつい最近のように見えるぞ?」
(うっ…、この人勘が鋭いな…)

薄く笑いを浮かべて様子を伺ってくる刑部に猫(ルナ)はたじたじする

三「刑部っ!! 貴様っ!!」
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