第4章 重力(R18)
「ねぇ…まだ痛い?」
初体験を終えたばかりのベッドで彼が甘えた声で尋ねる。
「う…ん…今は痛くないけど…」
私の答えを聞いて、彼は嬉しそうに微笑む。
「じゃあもう1回…もう1回試してみよう?」
「え…どうしようかな…」
私の否定じゃない返事を聞くと、彼がすぐに私の身体に手を伸ばす。
唇を重ね舌を絡ませると、私の頭の中はそれを感じることでいっぱいになる。
裸のままの私の身体に、彼の肌が触れるだけですごく気持ちいい。
彼の手のひらが私の胸にのせられて、形を確認するようにゆっくり動く。
彼が私の乳首を唇に含むと、彼の髪がサラサラと私の肌に触れる。
私は彼の髪を耳にかけ撫でる。
彼は嬉しそうに私を見上げて微笑む。
彼の手が私の足を撫で、割れ目を探る。
「あ…ん…」
そこに触れられると思うだけで、私の中が熱くなる気がする。
彼の指が私の中を優しく探る。
「痛くない?」
彼の声が私に優しく問いかける。
私が頷くと彼は私の唇に優しくキスする。
彼がゴムを着けたものを私の割れ目にあてがう。
「ん…うっうん…」
彼のものがぎゅうっと中に入っていくと、私の唇から声が漏れる。
真ん中ぐらいまで入れてゆっくりと動かす。
「あっ…あん…」
「どう…?」
「気持ちいい…」
「もうちょっと入れてみるね」
「うん…あっ…」
「痛い?」
「ううん…痛くない…」
私の答えに彼が嬉しそうに微笑む。
私もさっきは余裕なかったけど、改めて彼と繋がっていることを感じられてすごく嬉しい。