第4章 【Iamafreeloaderとミサカは開き直ります。】
「今日は昼飯は何が食いた?」
ふと10841号は思い浮かべた…。我等が司令塔の打ち止めがファミレスでハンバーグを頼んで居た時の事を……
「ファミレスの目玉焼きがのったハンバーグが食べたいです。と、ミサカは手を上げながらお願いします」
「分かった…」
平和島が渋谷の街並みを頭に浮かべ、何処のファミレスにするかを考えていると…、、
「あ、静雄の手作りハンバーグでも可ですよ。、とミサカはすかさず提案します。」
「……10841号、俺が家庭的に見えるか??」
「見えなくも無いですよ。と、ミサカはエプロンと言う意外性を持った貴方の姿を期待します。」
「………ハァ‥ッ」
平和島は10841号をチラリと一度見した後、歩き出した。
向かう先はーーー、、
「おー、繁盛してますねー。と、ミサカは感嘆を漏らします。」
とあるスーパー。結構混んでいる様だ。平和島ほ籠の山から一つ籠を取り出した。
「…とっとと買って帰るぞ、いちま……」
「?」
籠を片手に黙り込む平和島。不信に思い覗き込む10841号。
「…………言いずれーな、お前の名前…。」
「ミサカは既に慣れているので分かりません。っとミサカは肩を竦めて見せます。」
そのまま考え込んでしまう平和島
10841号、10841号、10841、、
10841、、841、、841、、、
「……よーし!オメェの名前は今から"やよい"だ!」
「…( ̄△ ̄)」
「何だよ、言いずれーんだよ!
仕方ねーだろ!!///」
何とも言えない10841号の、やよいの顔に気恥ずかしくなった平和島はヤケになり叫んだ後、ずんずんと数々の売り場に歩いて行ってしまう…
「……『やよい』、ですか…。
…‥…それが"10841号の名前"…」
"御坂やよい"
「"名前"は、良い物ですね。と、ミサカは呟いてみます…」
胸がポカポカと温かい…やよいは無表情ではなく、柔らかな笑みを浮かべていて…。
少しして無表情に戻りやよいは静雄の後を小走りに追った。ほんの少しの表情を残しながら…
居候、はじめました!