第7章 【かに玉かに玉かに玉かに玉かに玉…とミサカは早口で呟きます】
ハロー、10841号改めてやよいちゃんでーすブイブイ!と、ミサカは今時の女子高生の……あれ?今時の女子高生はこんなテンションじゃないんですか?…世の中とはなかなか難しいですね。
「…。」
「…。」
え?先程から無言で見つめ合ってるこの人は誰かって?
セルティ・ストゥルルソンさんでーす。ナイスバディなこの方はデュラハンと言う妖精さんの様です。
私は科学サイドの人間だっもので、妖精などファンタジー的なものと穏やかに対峙するのは初めてな事もあり、ちょっと興奮してます。
この前チンピラズに絡まれた私を一人にするのは気掛かりだと静雄さんが岸谷新羅に私を預けたのが始まり岸谷新羅は依頼が来たと言って出かけ、岸谷新羅と同棲中のセルティ姉さんに預けら、今に至ると言う事です。
変わらず見つめ合う、と言うよりセルティ姉さんのおっぱいを凝視していれば、流石に居心地悪くなったか胸元を隠されてしまいました。あー
セルティ姉さんはサッと素早くPDAを出すとプロ級の指裁きで文字を入力、、画面を見せて来ました。
《何でそんなに私の胸を凝視するんだ?見られ過ぎて落ち着かない!》
「えー」
《”えー”じゃない!》
セルティ姉さんの堅いガードに仕方なく”今回”は諦めました。
…ハァ、私のオリジナル(お姉様)がちっぱいからいけないんですよ。とミサカは悔しさに拳を握りしめます。
っとそれよりもそろそろ、、
「セルティ姉さーんお腹空いたよー」
《ああ、そう言えばもう昼時だな。よし何が食べたい?良かったら私が作るぞ》
「…では、岸谷新羅が言っていたセルティ姉さんの得意料理が食べたいです。と、ミサカは期待に胸を膨らませます」
岸谷新羅があんなにも美味しいと絶賛していたセルティ姉さんの手料理一度口にして損はないハズ(キリッ
セルティ姉さんは生き生きとした雰囲気で台所へ…ミサカはソファに寝転びました。