第55章 告げられる想い、壊れていく心 ※
「……私………生きてる……資格……」
爆「言うなッ!!!!」
爆豪が、叫んだ。
爆「それ以上、言うな!!」
の肩を掴む。
爆「が背負う話じゃねぇ!!が苦しむ必要ねぇんだよ!!」
は、首を振る。
「……ちが…………私が……ぁ……っ」
呼吸が、完全におかしくなる。
「……っ、は……っ……」
息を吸おうとしても、
肺が動かない。
「……っ……」
視界が、白くなる。
爆「!!」
爆豪は、必死にの背中をさすった。
爆「死ぬな!!」
その言葉が、一番の引き金だった。
の中で、“死”という言葉が、はっきりと形を持つ。
——ああ。
——死んだ方が、よかったのかもしれない。
そんな考えが、一瞬で、心を支配する。
「……っ……」
唇が、紫に近づいていく。
涙が、止まらない。
「……ごめ……なさ…」
の力が、抜けた。
身体が、爆豪の腕の中で、ずるりと崩れる。
瞳から、光が消える。
爆「!!!!!」
病室に、爆豪の叫び声が響いた。
誰かが駆け寄る。
誰かが医者を呼ぶ。
でも、はもう何も聞いていなかった。
壊れるには、あまりにも、優しすぎた。
こうして、は再び意識の底へと沈んでいった。