第54章 暴かれる真実、踏み潰される祈り
直後、マイクとエクスレスがなだれ込むように最奥へ到達した。
マイクは、一瞬だけ視線を走らせる。
床に倒れ、動かない。
だが、今は――。
マ「……先だ」
そう言い切り、息を大きく吸い込む。
次の瞬間。
――ズドンッ!!
超音波が炸裂し、カプセルが粉砕された。
ガラス片が飛び散り、培養液が床に流れ落ちる。
その中心から、死柄木の身体が、重く床へと叩きつけられた。
殻「……っ……!」
殻木の顔が、はっきりと歪む。
希望が、目に見えて砕けていく。
マ「真贋確認!」
マイクは一歩踏み込み、そのまま殻木の顔面に拳を叩き込んだ。
マ「と。友達…泣かせた分!!!」
鈍い音の後、殻木は床を転がった。
エクスレスは、死柄木の元へ駆け寄り、胸に手を当てる。
エク「……心臓が、止まっている」
殻木は泣き崩れ、叫ぶ。
殻「このために生きてきた……!終わる……終わってしまう……!魔王の夢が……わしの夢が……!!」
マイクが怒鳴る。
マ「向こうの脳無を止めろ!エクスレス!を……頼む!! 死柄木も!!」
エク「……あぁ」
短く応え、エクスレスはまずの元へ。
呼吸、脈の確認。
エク(大丈夫、生きてる…)
安堵は、一瞬。
再び死柄木へ向かおうとした、その時。
視界の端で、不自然な光を放つ機械が目に入った。
エク(あれは……??壊しておくか)
そう判断し、エクスレスは自身の個性、光線でその機械を壊した。