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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第53章 特別な日、愛される幸せ


食事を終えると、みんなで手分けして片付けを始める。
も立ち上がり、手伝おうとした。

しかし。

轟「今日はだめだ」
「え?」
轟「俺の時も、そうだったろ」

そう言って、ぽん、と優しく頭に手を乗せる。

相「今日はそういう日だ」

穏やかな声。
ふっと口元を緩めた相澤は、優しくを見つめていた。

その表情に、B組の生徒たちは思わず目を丸くする。

(…相澤先生って、こんな顔するんだ)

普段は滅多に見せない、柔らかな微笑み。
けれど、その視線があまりにも自然で、優しかったから。

(まぁ、そうなるよな…)

誰もが妙に納得してしまった。

は少し照れくさそうに笑いながら、片付けをする生徒たちを眺める。

ふと、爆豪と目が合った。

鋭い瞳。
けれど、その奥には優しさが滲んでいる。

その視線に、思わず胸が高鳴る。

「……っ」

照れくさくなって、そっと目を逸らした。

その様子を見ていた相澤は、小さく胸が疼くのを感じた。
それでも何も言わず、静かに目を伏せる。

やがて片付けが終わる。

の前には、大きなケーキが2つ運ばれてきた。

色鮮やかなフルーツがたっぷり乗ったショートケーキ。
濃厚なチョコレートケーキ。

「わぁ……すごい……」

どうやら砂藤を中心に、みんなで協力して作ったらしい。
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