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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第53章 特別な日、愛される幸せ


その温かさに、の瞳がゆっくり潤んでいく。

「……ありがとう」

ぽろり、と一粒だけ涙が零れた。

上「ちょ、ちょっと先生!?」
葉「まだ泣くの早いって!」
瀬「今日はこれからよ!?」

みんなが慌てて声を掛ける。
は涙を拭いながら笑った。

「嬉しくて…。本当に、ありがとう」

その笑顔を見て、生徒たちもほっと胸を撫で下ろした。

飯「それでは!料理は各自取り分けてくれ!飲み物は冷蔵庫から自由に取ってくれ!」

「「「はーい!!」」」

一斉に立ち上がる生徒たち。

賑やかな時間が始まる。

相「…良かったな」

隣で相澤がぽつりと呟く。
ブラドキングも穏やかに笑った。

ブ「あぁ、積み重ねてきた結果だ」

その言葉に、は照れくさそうに笑う。

「……ありがとうございます」

料理へ手を伸ばす。

唐揚げ、サラダ。
グラタン、パスタ。

どれも生徒たちが一生懸命作ってくれたもの。

だから、は一品ずつ、ゆっくり口に運んだ。
どの料理も、本当に美味しい。

その姿を、相澤は静かに見つめていた。

相(……やっぱり)

はきっと。

“みんなが作ってくれたから”

全部食べるつもりなんだ。

相澤は小さく目を細めた。
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