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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第53章 特別な日、愛される幸せ


それからは、いつも通りの日常だった。

授業をして、訓練をして。
笑って、叱って、また笑って。

朝の賑やかさが嘘のように、雄英高校はいつもの時間を過ごしていく。

そして放課後。
ホームルームが終わる頃には、生徒たちはすっかり疲れ切っていた。

上「先生ー!」
葉「今日、先生の誕生日会するから、仕事終わったら来てねー!」

「えっ?本当に?」

切「俺たちの誕生日だって毎回祝ってくれてるじゃん!」
瀬「今日は俺たちが祝う番っしょ!」

蛙「ちゃんとB組のみんなにも声を掛けてあるわ」
八「もちろん、先生方もですわ」

は目を丸くする。

「そんなに準備してくれたの?」

嬉しそうに笑うその表情に、生徒たちまで嬉しくなった。

「ありがとう。早く仕事終わらせて行くね!」

その横で、蛙吹が相澤へ視線を向ける。

蛙「相澤先生も、来てほしいわ」

相「あぁ。仕事が終わったら行く」

峰「先生ぇ〜!せっかくだし、今日は際どいドレスとか着て──」

最後まで言い切る前に。

ドォンッ!!
バキバキッ!!

爆豪の爆破と、轟の氷がほぼ同時に飛んだ。

峰「ぶへぇぇぇっ!!」

葉「あははは!」
瀬「息ぴったりじゃねぇか!」

教室中が笑いに包まれる。

その様子を見て、も思わず吹き出した。

「ふふっ」

優しい笑い声が教室に響く。

相「……ほら、帰る準備しろ」

その一言で、生徒たちは慌ただしく帰り支度を始める。

も相澤と並んで教室を後にした。

廊下を歩きながらも、自然と頬が緩む。

心なしか足取りまで軽い。
まるでスキップでもしたくなるような、そんな気持ちだった。
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