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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第46章 抑えきれない想い、残った温もり ※


「なんだろう……」

首を傾げた、その時。

緑「……ちゃん?」

掠れた声が聞こえた。

振り向くと、緑谷がゆっくりと目を開けていた。

目が合う。

ほんの数秒。

昨夜の記憶が一気に蘇ったのだろう。

緑「……っ!!」

みるみるうちに顔が赤く染まっていく。

緑谷は勢いよく身体を起こした。

緑「ぼ、ぼぼ、僕っ……!」

言葉にならない。
頭を抱え、耳まで真っ赤になりながら俯く。

緑「ご、ごめんなさい!!」

勢いよく頭を下げる。

緑「その………体……………あの…大丈夫…?僕、自分で止めようとしたのに……止められなくて……。結構…というかかなり……無理、させちゃったよね………?」

震える声。

昨夜とはまるで別人だった。

はその様子を見て、くすりと笑う。

「ふふ、いつもの出久だ」

その一言に、緑谷はきょとんと顔を上げる。

は優しく微笑みながら続けた。

「謝らなくていいよ。いいよって言ったの私だし。それに…」

は緑谷

「出久は優しかったよ」

その言葉に、緑谷は目を見開く。

胸の奥が、じんわりと熱くなった。

昨夜、自分を支えてくれたのも。

今、自分を安心させてくれるのも。

目の前の人だった。

あぁ、やっぱり。

大好きだ。

が。

たまらなく。

大好きだ。
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