第13章 ちゃんと言っとけ【相澤消太】
その言葉が、胸にじんわりと染みてくる。
思わず彼を見上げると
目が合って、思わず息が止まった。
その視線のまま
先生はそっと顔を近づけてきてーー
相澤「...お前、なんで泣きそうなんだ。」
なんて、意地悪そうに笑って
額に優しくキスを落とした。
「...先生。」
唇が触れ合うほどの距離。
胸の高鳴りが止まらない。
相澤「...好きだ。」
彼の低い声が耳元に響いた瞬間
頬が熱くなって
思いっきり彼に抱きついてしまった。
そっと抱きしめ返される腕の力強さに
思わず涙が溢れそうになる。
相澤「..おい、泣くな。」
囁くような声でそう言われて
肩をぽんぽんと叩かれると
泣いてる自分が情けないような
でもすごく
幸せなような気持ちでいっぱいになった。