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愛の唄【D.Gray-man】

第2章 二度目の新生活


【メルクside】




頭を撫でられたのなんて、何時ぶりだろうか。




恥ずかしいのもあったけど、あの人がフィリアと重なって泣きそうになったから逃げてしまった。




頬を叩いて気持ちを入れ替える。




私は絶対に泣かない。泣くのは、ここから逃げ出せて歓喜の涙を流す時だけ。




その為にも私はもっと強くならないと。








フィリアへの贖罪のために。


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