第13章 ハッピーバレンタイン
「元気でね…応援してるから…」
そう言って
玄関に歩き出そうとした瞬間
「わけわかんないんだけど…?」
そんな声がして
私の手を蓮の手が掴む…
「離して…?」
そう言って振り払おうとしても
蓮は掴んだ手を
絶対に離そうとしなくて
掴んだ手を引き
寝室に連れて行くと
少し強引に私の体をベッドに押し倒す
驚いて起き上がろうとする私の
両手を捕まえると
「もしかして〇〇俺と別れたい…?
でもそんなの絶対許さないから…」
そう低く冷たい声が聞こえて
「蓮…」
そう名前を呼んだ私の唇を
蓮の唇が強引に塞ぐ…
息もできないぐらい
激しいキスに
苦しくて胸を叩いてみても
蓮はさらに舌を絡ませ
甘く強くさらに深いキスをする…
何も考えられなくなって
ギュッと蓮の手を握りしめると
やっと蓮は唇を離して
荒い息を吐き出しながら
「待っててよ…」
そう小さく呟いた…