お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】
第6章 そんなこと
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「カイル!訓練お疲れ様」
「メアリ!」
「道具片付けるの手伝うよ」
2人で訓練で使ったものを片付け終わって日が沈みかけていた、宿舎に戻ろうとすると急にカイルが立ち止まった
「どうしたの?」
「その………もし良ければなんだが。今週中に街に一緒に買い物に行ってくれないか?」
「え、いいよ!私も甘いもの買いに行きたいと思ってたから」
「ありがとう」
「お礼言われることじゃないよ」
そう笑いながら行って再び歩き始めようとしたが急に腕を掴まれて進むことができなかった
「どうしたの?」
「その………壁外調査、生きて帰ってきてくれてよかった」
「え、うん」
「お前にはほんとに感謝してる」
「そんな………できることしただけだよ」
手首を掴まれて向き合った状態で急に言われたので少しびっくりしてしまった
「俺、お前よりは弱いし。今回も助けられたけど、お前のこと守れるようになりたい」
「それは………毎日訓練しなきゃだね。私もするから、お互いにがんばろ!」
唐突にそんなことを言われて反応に困ってしまった
「それで…………あぁ〜もう!」
カイルは頭を掻きうつむいてしまった
「えっと、大丈夫?」
「こういうことが言いたいんじゃなくて」
「?」
そして、決心したように立ち上がると掴んだ腕を倉庫の壁に押し当て私を端の方に追いやった
そんなに強い力じゃなくて振り解けばすぐに逃げれるような力加減で
この時間この場所は人通りが少ない
「ど、どうしたの?カイル」
目の前の男と顔が近づく
「だから、俺。お前のこと「おいお前ら」
聞き慣れた声
一番会いたくて会いたくない人の声がした
「「リヴァイ兵長!」」