お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】
第5章 踏み出す勇気
「あの、兵長………」
「お前………………」
両腕を片手でまとめ上げられて顔が近づく
「夜にこんな薄着で男の部屋に上がって、そんなクソみたいな危機感で生きてきたのか?」
(お、怒ってる………のか?)
突然のことにびっくりしてフリーズしてしまう
もう片方の腕でぐいっと腰を寄せられる
「そんな顔してると食われちまうぞ」
そう言って首に顔を埋められる
「へ、兵長」
まずい、これは本格的に食べられる
人を食うなんて巨人の専売特許だと思ってたが今、目の前の人物は完全に捕食者の目をしていた
手を動かそうにもびくともしない
(もう、諦めるしか…………)
そう思った矢先にパッと解放された
「次はない」
そう言って私を部屋に帰そうとした
(……………聞くなら今しかない!)
リヴァイ兵長がベッドから降りだ状態だったが、離れないうちにすぐさま腰に抱きつき、無理やりベッドに連れ戻して顔を合わせた
お互い同じ目線の位置でベッドに座っている
「兵長、わたし、聞きたいことがあって………」
沈黙が続く、このまま沈黙が続いてはダメだと思い勢いで畳み掛けた
「なんで、わたしにキス………したんですか?」