お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】
第5章 踏み出す勇気
部屋に戻るとエリザがベッドで寝転がっていた
「寝てるのー?」
「起きてまーす、まだ寝るには早いよ」
「……あのさ、この前入れた紅茶どうだった?」
「めっちゃ良かったよ!私あれ好き!」
「そう……良かった」
私もベッドに寝転がって兵長に話す事を考える
(まずは、この前倒れて運んでもらった事謝んなきゃ。あとは………)
色々考えてる間に、無情にも時間は過ぎていった
前に町で買った茶葉の缶を手に取り部屋を出ようとする
「メアリ、こんな時間にどこ行くの?」
「えっと、分隊長のところに。呼び出されててさ」
「分かった、私もう寝るから。おやすみ〜」
「おやすみ」
この時間帯は就寝する兵士も多い、静かに移動しよう
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幹部棟に入るとミケさんと出会った
「ミケさん、こんばんは」
「あぁ」
ミケさんと初めて会った時は匂いを嗅がれてびっくりしたっけ
(ほんと不思議な人が多いな……調査兵団は)