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お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第4章 なぜかわからないけど


メアリは俺の淹れた紅茶を飲んでリラックスしたようで、表情が柔らかくなった


(こいつ、こんな顔もするんだな………)




メアリが紅茶を飲んでる姿を見て、綺麗だと思った


昨日、ベッドに運んだときのように



俺は昨日こいつにしようとしたことを思いだす



(何で俺は、あんな事を………)




部屋を出る直前、メアリは掃除をすると言ってきた


昨日倒れてたんだ、もう体調が万全になるはずがない


「お前、しばらくは安静にしとけって言われてただろ?」

「でも、もう十分動けるようになりましたし。何もしないと体が鈍っちゃうんで……
大丈夫ですよ!自分の体のことは分かりますから!」


そうだ、メアリは医者の娘だ。自分の体調は自分で気付けるだろう

そう考え、メアリの言った事を受け入れることにした



だが、この判断は間違いだった



メアリに俺も書類仕事が終わったら掃除をしに行くと言い、大体の時間を伝える

他の兵士とやらせるとこいつの負担が多くなるだろうと思ったからだ


それにこいつと掃除をして息抜きをするのも悪くない




もうすっかり夜だ。掃除用具を片付けた後、宿舎までメアリを送っていくことにした


(若干息が上がってるな……まだ療養させるべきだったかもしれない)


そう考えながら階段を降りてる途中でメアリが倒れた


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