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お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第3章 壁外調査が終わったら



(ハンジバカか、せっかく最近名前呼んでくれるようになったのにな…….)



「これより、第33回、壁外調査を開始する!!」


エルヴィン団長の声が響く


開門、そして私たちは壁の外の世界に足を踏み入れた


旧市街地は巨人が数体いて援護班が戦闘に向かった


そしてしばらく馬を走らせた後、私達は壁の外に出た


(ここが壁の外……….私、外に出てるんだ)
   

久しぶりに自然が広がる場所へと出た


(この大地が、いつか私たちのものになるように……今日の壁外調査はその1歩だ)


「長距離索敵陣形、展開!!」


(始まった………)


「じゃあね、メアリ。無茶しないようにね〜」

「はい!ハンジさん、ハンジ班の皆さんもどうかご武運を!」



今回の壁外調査は、新しい兵站拠点確保のための下調べが主な目的だ


私は陣形の配置場所に着いた。次列六・伝達


「やっぱり、建造物とか木がないと不安だなぁ……」


だめだだめだ、考え事してちゃ。よく周りを見渡して、巨人がいないか確認しなきゃ


左の方に赤色の信煙弾が上がったのが見えた


(もう左の前方は巨人に遭遇したのか。こっちもそろそろ……)


より一層あたりに注意を払う


(あ、あれは……。7メートル級…)


最悪だ、陣形内に侵入させてしまった巨人と遭遇するなんてついてない


班長達は別の新兵の援護に向かっていた。タイミングが悪すぎる


目が合った、気づかれた。こちらに走ってくる
あの動き、間違いない……



(奇行種だ………)
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