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She is the pearl of me. @ 忍足侑士

第48章 婚約破棄計画


「高校生でその返しができる彼氏が怖い」

若干引き気味の同期。

「話を聞けば聞くほどに『本当に高校生?』って感じなんだけど」
「歳はごまかしてませんっ」
ちゃんと高校生だよっ!と真珠は頬を膨らました。

「ま、元カノはこの際どうでもよさそうだけど」
「あとはあれだよ、留学生の婚約者」

向けられる同期からの視線。

「「「初彼で経験積み過ぎだよ、アンタ」」」
「えへへー」
「「「褒めてない」」」
「あい、」

でもさー、と頬杖をつく一人。

「『ゆう君』はどうしたいんだろうね?
 学校行事を元カノとやらされ、そこに見ず知らず?の婚約者がやってくる彼女持ちってどんな心境?」
「うーん、本人はたぶん『こんなはずじゃなかった』1割『俺は俺がやりたいことさしてもらうわ』9割?」
かな?と言う真珠。

「マコ、『ゆう君』会ってみたいって言ったらオッケーする?」
「え?」

突然の言葉に、きょとん、とした真珠。

「下心は無い。誓う」
手のひらを見せて頷く同期。

「やっぱり、『ゆう君』が完璧すぎて怖い。
 あと、じゅじゅの彼氏っていうのがどうにも想像つかないから見てみたい」
「出歯亀じゃん」

そうだよ、と開き直った。

「写真、あるよ?」
「本物見たい」

うーん、と考える真珠。

「ゆうに、聞いてみるよ」
「面と向かってじゃなくていいよ」
「え?」
「次のデートの予定教えてくれたら、コソッと見に行くから」
「おいっ」
「なおさら怖いわ!」
「ストーカーじゃん!」
「だってさぁ!
 絶対胸キュンできそうじゃんっ!?
 マジで少女漫画みたいな恋してそうなんだもんよっ
 保護者目線で愛でてぇんだよぉこのピュアピュア娘をよぉ」

あ、スイッチ入ったわ。と若干あきらめ顔の同期。

「じゅじゅ、あきらめろ。
 こいつがこの目をしたからには逃げられない」
「同人誌作家の何かに火をつけたな。じゅじゅ」
「うえっ!?
 さゆちゃんって同人活動してるのっ!?」

知らなかったー、と瞬く真珠。

「ゆう✕マコかマコ✕ゆう、書かせろよ」
「え、」
「やめておけっ若干『引き』が入ったぞ!」
「やめらんねぇよっこの創作欲っ」
「『ナマモノ』はやめとけっ!それもパンピー!」
「けどぉけどぉ!」

鎮まれー!と騒ぐ声は、教授に注意を受けるまでやまなかった。

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