第2章 暴力的な快楽
その触手は触手の周りにまた細かい触手を生やしており、ぶつぶつしているものがついていた。それがナカを擦る度になんとも言えない快楽が襲ってくる。
「あぅっ、あっあんっ、や、ぁあっ」
気持ち悪いのに気持ちいい……っ。
じゅっぽじゅっぽと抜き挿しされる度に快楽が押し寄せてくる。時折ぐねぐねとナカで蠢いたと思ったら勢いよくずんっと奥を突いてくる。
そして産み付ける準備が出来たのか、ぐぐっと子宮に先端が押し付けられた。
「あふ……ぅん……」
そしてまた固いものが子宮に送られてくる。
「あっ、あっあ……卵が……触手の、卵がぁ……」
どんどん産み付けられる卵達。
産み付けられる時も気持ちよくて、目を蕩けさせていると白月さんは心底嬉しそうに微笑む。
「そんなに蕩けて……ふふ、気持ちいいでしょう? ほら、どんどん子宮が卵でいっぱいになっていくのがわかるでしょう……?」
わかる。
嫌でもわかってしまう。ナカが、子宮が、卵で埋めつくされている。
最後のひとつまで産み付けた後、ゆっくりと引き抜かれる。ぬぽっと音を立てて抜かれた瞬間吐息が漏れた。
秘部がもっともっとと求めているのか、ヒクヒクとひくついていた。
「そんなにヒクつかせなくても、ちゃんと差し上げますよ……さぁ、精液を注ぎましょうね」
優しく、子供をあやすかのように頭を撫でながら耳元で囁かれる。太くて大きな触手がぐちゅぅっと音を立てながら勢いよく入り込み、ずんっと子宮まで突き上げた。
「きゃうっ……!」
「可愛らしい声ですね……もっと聞かせてください?」
じゅぽっ……じゅぽっ……ぐちっ……。
愛液で溢れたナカは滑りがよく、はしたない音を立てながらずっぽりと触手を咥えこんで離さない。
触手は容赦なく乱暴に暴くように自分のナカを掻き回し擦り突き上げ続けた。白月さんはあんあん喘ぎながら体を痙攣させる自分を変わらずニコニコと穏やかな笑みを浮かべて見つめている。
2日目の時点でもう心が折れそうだ。
もう嫌だ、えっち嫌……
気持ちよすぎるのが怖いし、何より人ならざるものの子供の卵を産み付けられて出産までしなければならないなんて。
こんなに触手の子供を増やして、白月さん……貴方は何がしたいの……?