第2章 暴力的な快楽
何回、イかされたのだろう。
やっと触手の動きが止まる。その頃には自分の目は蕩け、だらしなく開いた口からは唾液を零し、秘部からはとめどなく愛液が零れ落ちてあられも無い姿を晒していた。
そんな時、パシャッというシャッター音が聞こえてきた。
朦朧とする意識の中見えたのは、白月さんがスマホをこちらに向けている姿だった。
写真……撮られた……? こんなはしたない姿、撮られちゃった。
「はぁ……っ、はぁ……いけませんね……思わず写真に収めてしまいました……ふふ……可愛い……愛おしい」
「け、して……お願い……消して……」
「ふふ、嫌です。もしもの為にも残しておきたいですからね」
もしもの為……?
どういうこと。
混乱していると、白月さんはくすりと笑い自分が咥えこんでいた触手を掴むとずるるるっと勢いよく引き抜いた。
「きゃぅぅうう……ッ!?」
あまりにも突然のことに悲鳴のような、喘ぎ声のようなものが上がる。
子宮がビリビリする。
触手を引き抜かれた瞬間またイってしまった。
「嗚呼、こんなに私の触手を愛液塗れにして……そんなに美味しかったですか?」
「はふっ……はふ……」
「おやおや……イきすぎて意識が朦朧としているようですね。では……そろそろ子宮に卵を産みつけていきましょうか」
そんな声が聞こえてくる。
また、産み付けられるの……? 触手の卵……出産する時気持ちよすぎて狂いそうになるからもう嫌なのに。
本当に毎日こんなことを続けるの。
にこにこと微笑む白月さんの後ろからまた新しい触手が現れた。それは先程の触手と太さはさほど変わりないが形状がおぞましい。
ぞわりと悪寒がする。逃げたい、そんなの入れられてずぽずぽされて、卵産み付けられたら壊れちゃう。
ゆっくり、ゆっくり近づいてくる触手。足を閉じようとも触手でしっかりと両足を広げた状態で固定されてしまっているため閉じることが出来ない。
「や……やだ……こないで……」
「そんな事言わないでください、琴美さん。ただ、気持ちよくなるだけですから……ね?」
白月さんがそう言った頃には触手の先端が自分の秘部にあてがわれていた。
そしてぐちゅぅっと音を立てて凶悪な形をした触手がナカに侵入してきた。