• テキストサイズ

【ヒロアカ】change the truth【R18】

第5章 個性


ヴィラン襲撃から5日経った。
俺は明後日には退院できるとのことだった。
あれから毎日、ほどんどの時間を佐倉の病室で過ごしていたが、一向に目覚める素振りはなかった。

眠っているようにしか見えないのに。
佐倉の個性はとてつもない力だ。
死んだ事実を変えるだなんて、とてつもなくエネルギーを消費したはずだ。

全然目覚めてくれなくて、不安が募って、救ってくれたありがたさと、ケガをしてほしくなくて、言った言葉を無視して俺を助けに動いたという苛立ちでごちゃになり始めていた。

早く、目覚めてくれ・・


「相澤先生......!」


佐倉の声だ。
やっと目覚めたのかと、佐倉のほうを急いで確認する。
佐倉は目を開けどうしてここにいるのか理解しきれていないようだ。

「目覚めたか」

そう佐倉に声をかける。
少しずつ状況を理解している様子を感じた。

「お前は5日間目覚めなかった」

「そう.....なんですね」

そう。俺のせいで、目覚めなかった。
でも俺を救ってくれた。
だが、そのせいで、、、、

「俺はあの時、“自分の身の安全のことだけを考えろ”と言った!!!」

冷静じゃない状態で、声を荒げてしまった。
こんなことを言いたかったわけじゃないのに。
救ってくれてありがとう、そうまず言いたかったのに。

「いや、違う。すまん......これが言いたかったんじゃないんだ。お前があの時行動してくれなかったら、俺はこうして今ここにいない」

「先生が.....無事で、本当に良かったです。だけど、先生、包帯ぐるぐる巻きで.....痛いですよね。もっと早く、私......」
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp