【ヒロアカ】change the truth【R18】
第5章 個性
俺は一瞬迷ったが、嘘をつく必要もなかった。
「あの時、俺は一度死んでいます。」
その言葉が放たれた瞬間、部屋の空気が凍りついた。
「なんだって?!」
オールマイトが声を荒げる。彼の驚愕した表情は、これまでに見たことがないものだった。
校長も理事長も、目を見開き、言葉を失っている。
「ヴィランに腹を貫かれた瞬間、自分の命が尽きるのを確信しました。そして、意識が途絶えたときのことも覚えています。ですが、何かが書き換えられていくような感覚に陥り、目覚めると致命傷となった傷が消えていたんです。……死んだという事実がなかったかのように。」
言葉を聞いた校長は深く息を吐いた。
「なるほど……どれほどすさまじい個性なのか、改めて理解したよ。」