【ヒロアカ】change the truth【R18】
第5章 個性
佐倉は無事かと周囲を確認するも、見当たらない。
「オールマイト、佐倉はどこに……」
「佐倉くんは病院に連れて行ってもらっているところだ。相澤くんも今すぐ治療してもらうんだ。ここは私に任せて」
「ありがとうございます…」
肩を支えてもらいながら、立ち上がる。
佐倉は確かに俺を助けてくれた。
俺の命を救った個性は間違いなく誰もが羨やむ超越した力だ。
どこかに情報が漏れた瞬間、あらゆる組織から佐倉は狙われるだろう。
ふと佐倉の頭を撫でたときの、光景を思い出した。
赤く染まった頬、こぼれ落ちそうなほど涙を溜めた瞳。
苦しいほど胸が熱くなっていく。
奪われてたまるか。
俺だけのものにしたい。