【ヒロアカ】change the truth【R18】
第5章 個性
俺は再びヴィランたちのもとへ戻った。しかし、状況は悪化の一途をたどっていた。ヴィランの数も多く、一筋縄ではいかない。次第に押され、身体が悲鳴を上げるのを感じる。
(くそ……このままじゃ持たない)
敵の攻撃を必死にかわし続けるが、反撃する余裕はどんどん奪われていく。とうとう、避けきれなかった一撃が俺の腕を掴み、無理な方向へとねじられた。
「っ……!」
鋭い痛みが走るが、ここで倒れるわけにはいかない。佐倉を守るため、俺は痛みに耐えながら戦闘を続けた。
だが、その時、ヴィランの顔に不気味な笑みが浮かぶ。
「良いこと思いついた…」
その視線の先にいたのは、佐倉だった。胸が凍りつくような感覚が全身を走る。
(まずい……!)
俺が止める間もなく、ヴィランは佐倉のもとへ向かって走り出した。