【ヒロアカ】change the truth【R18】
第4章 レスキュー
相澤先生がヴィランとの戦闘に戻るが、私はその戦いをただ見守ることしかできない。
先生の動きは一瞬たりとも無駄がなく、ヴィランたちを相手に必死に戦っている。
私の中に個性はあるはずなのに、どんな個性なのか分からない。それが、悔しくてたまらない。もしかしたら、私に相澤先生を守れるような力が眠っているのかもしれないのに。
でも、それを知ることなく、ただ立ち尽くしていることに、深い無力感を感じていた。
「っ…」
その時、戦いが急に厳しくなったように感じた。相澤先生がヴィランの攻撃を受け、だんだんと押され気味になっているのが見て取れた。
その状況をただ見つめることしかできない自分が、どんどんと焦りと恐怖に包まれていく。
そして、信じられない光景が目の前に広がる。相澤先生の腕が、無理な角度で曲がり、骨が折れたかのように見えた。
「先生!」
思わず声を上げてしまう。
相澤先生は、どんなに痛みを感じても戦い続ける。その姿は、限界を超えて戦っているように見えた。その痛々しい姿を見ていることしかできない自分が、あまりにも無力で悔しくてたまらなかった。