• テキストサイズ

【ヒロアカ】change the truth【R18】

第4章 レスキュー



「佐倉!!!!」

鋭い声が耳に飛び込んできた。はっとして声のほうを向くと、そこには相澤先生が立っていた。その姿を見た瞬間、心に張り詰めていた緊張が少しだけ和らぐのを感じた。

相澤先生は私が一人で立っていることに気づき、駆け寄ってくる。

「他のやつらはどうした!!」

その問いかけに、私は慌てて状況を説明しようとする。震える声を押し殺しながら、必死に言葉を紡いだ。

「黒い霧のようなものに覆われて…みんな、消えてしまいました!私だけが、ここに残って…」

言葉が途中で詰まりそうになる。自分だけどうして残されたのかもわからず、恐怖と不安が渦巻いていた。

相澤先生は私の言葉を聞きながら、鋭い目で周囲を確認している。その表情には焦りが滲んでいるが、同時に冷静さも失ってはいなかった。

「そうか…落ち着け。今はお前を守ることが優先だ。」

震える私の肩に手を置き、力強い声で続ける。

「他のやつらもきっと無事だ。お前のことも、俺が守る。」

その言葉に、私は胸の奥に小さな希望を感じた。全員が無事である可能性を信じたかった。そして、目の前の先生がどんな状況でも私を見捨てないということに、心の底から安心感を覚えた。

「…はい!」私はなんとか震えた声で答え、先生に従う覚悟を決めた。
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp