【ヒロアカ】change the truth【R18】
第3章 いざ、1年A組へ
ベッドを整え、リカバリーガールにお礼を伝えると、相澤先生と一緒に保健室を後にする。廊下は静かで、先ほどの騒ぎが嘘のように感じられる。生徒たちはすでに下校しているようで、誰の姿も見えなかった。
相澤先生は特に何も言わずに歩き出す。その背中を追うようにして歩き出したが、先生の歩幅は私よりもずっと大きく、自然と距離が開いてしまう。
すると、相澤先生は立ち止まり、振り返ってこちらを確認した。距離があいていることに気が付いたのだろうか。何も私に声をかけてくることはなかったが、歩くペースがさっきより遅くなっているように感じた。
(私に歩幅合わせてくれたんだ)
相澤先生の雰囲気は冷たい感じがするけれど、時折こうして気にかけてくれるのが伝わってくる。
(監視しているからというのもあるんだろうけど、私のこと気にかけてくれてうれしいな)
そんなことを思いながら歩く。自然と胸が高鳴っているのを感じながら。