【ヒロアカ】change the truth【R18】
第3章 いざ、1年A組へ
そんな不安を抱えながら、ぼんやりと天井を見つめていた。時間がどれくらい経ったのかわからない中、保健室のドアが開く音がした。
「失礼します」
聞き覚えのある低い声だった。振り向くと、そこには相澤先生の姿があった。
私のベッドのそばまで歩み寄り、どこか心配をしているような表情で私を見つめると、静かに口を開いた。
「大丈夫か?」
その言葉に、私は思わず目を潤ませそうになった。恐怖で張り詰めていた気持ちが、先生のその一言で少しだけほぐれた気がする。
「はい……でも、ちょっと怖かったです」と正直に答える。
相澤先生は私の言葉を聞き、一瞬目を伏せた後、真剣な表情でこう言った。
「初日でこんなことがあったんだ。無理もない。今日はよく頑張ったな」
その言葉に、少しだけ救われた気がして、私は静かに頷いた。
すると相澤先生はゆっくりと手を伸ばしたかと思うと私の前髪を上げ、傷を確認しているような素振りを見せた。相澤先生の表情は真剣そのもの。
っ…!相澤先生ナチュラルに私に触れてくる。
私は触れられてドキドキしているけれど、相澤先生は特になんとも思っていなさそう。その事実になんだかもやっとする。
「今日はもう授業はない。大丈夫そうなら帰るぞ」
私は体を起こしながら、「大丈夫です」と答えた。少しふらつくけれど、歩けそうだ。