• テキストサイズ

【ヒロアカ】change the truth【R18】

第3章 いざ、1年A組へ


無事に騒ぎが落ち着きはじめたため、私は麗日さんに付き添われて保健室へと向かった。足元はふらついていたが、麗日さんが優しく肩を支えてくれるので、なんとか歩けた。

保健室に入ると、中にはリカバリーガールと名乗る小柄な女性がいた。見た目こそ年配だが、目には鋭い光が宿り、頼もしさを感じさせる雰囲気だった。

「さてさて、どうしたのかね?」

リカバリーガールが私の額に触れながら、丁寧に怪我の状態を確認してくれた。

「大丈夫そうだが、少し休んでおきなさい。あまり無理をすると後で響くよ」と、ベッドを指さして横になるよう促された。

ベッドへ腰を下ろした私に、麗日さんは声をかける。

「じゃあ、私は教室に戻るね。何かあったら先生呼んでね」

「麗日さん、ありがとう」

そういうと、麗日さんはにっこりと笑い、保健室を出て行った。



横になりながら、さっきの混乱やパニックを思い出し、改めて恐怖が押し寄せてきた。押し合う人々、警報の音、そして自分の無力さ――何もできなかった自分に、少し情けない気持ちが湧いてくる。

漫画の世界ってことは、これからいろんな事件とか起きるってことだよね……私、本当にここでやっていけるのかな。
/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp