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【ヒロアカ】change the truth【R18】

第3章 いざ、1年A組へ


避難を始めようとするものの、周りはパニック状態で生徒たちが押し合い、前に進むどころかぎゅうぎゅうに詰まった混乱の中だった。私は足がすくんでしまい、隣にいた飯田くんの方を見た。

その視線に気づいた飯田くんは、落ち着いた表情で私に微笑みかけ、「大丈夫だ、安心しろ」と言ってくれる。その言葉に、少しだけ胸の奥の不安が和らいだ気がした。

しかし、その瞬間だった。

後ろから「先に行かせてくれ!」と焦った声が上がり、誰かが私の肩をドンっと強く押した。バランスを崩し、そのまま壁に頭をぶつけてしまった。

「――っ!」痛みが走り、私は思わずしゃがみ込む。

「佐倉くん!大丈夫か?!」

飯田くんがすぐに私のそばに駆け寄り、心配そうな顔をして声をかけてくる。

私は痛みに顔をしかめながらも「平気です……」と答えたが、飯田くんは納得しない様子で眉間に皺を寄せた。
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