【ヒロアカ】change the truth【R18】
第3章 いざ、1年A組へ
「麗日くん!」
飯田くんが前にいた麗日さんに向かって叫ぶ。
「えっ、なに!?飯田くーん!!!」
麗日さんが振り返ると、飯田くんは力強い声で指示を出した。
「俺を…俺を浮かせろ!!麗日くん!!それと、佐倉くんがケガをした!!保健室へ連れていってあげてほしい!」
「わ、わかった!」
麗日さんは慌てながらも、私に近づいてきて「大丈夫?痛む?」と声をかけてくれた。
その間に、麗日さんの個性で体を浮かされた飯田くんは、人混みの上をふわりと浮き上がり、壁へ向かっていく。そして、周りを見渡しながら大声で指示を出そうとしたが――。
「――ぐっ!」
勢いがつきすぎたのか、飯田くんの体が壁に激突した。
「飯田くん、大丈夫!?」
麗日さんが驚いて叫ぶ。
「問題ない!」
飯田くんはすぐに体勢を整え、大きな声で指示を飛ばし始めた。