第11章 入学
「〜〜〜っ///」
永茉は恥ずかしくなって顔を手で隠してしゃがみ込んだ。
「あ、あいつ、何つーことを、、//」
(うあぁぁ〜//ディーノさんすげぇ、、//)
「みんなお願い、今見たの忘れて、、//」
「え!えと、、//」
「おめーらまだくっついてねーのか」
「リボーン!!」
リボーンが急に現れた。
「つ、つーかくっつくって!?」
「跳ね馬とセイレーンはそういう!?」
「い、いや!ディーノは私のこと妹みたいなのとしか思ってなくて、、」
「なんだ、まだ片思いなのか。面白くねーな。」
「ちょ、ちょっと!これでも悩んでるんだよ!?」
永茉とリボーンの会話に3人は思考停止する。
「え!じゃあやっぱり永茉さんって!」
「跳ね馬のことが!?」
「あ!」
「へー!そうなんスね!」
「み、みんな!ディーノには内緒にしてよ!?」
「あいつは鈍いから気づかねーだろ。何年経ってんだ。」
「うっ、、」
永茉は片思いを5年もしている。
ちなみにツナは永茉がディーノのことを好きなのではないか、というのは正月の時から思っていた。
「え、そんなに!?」
「あいつ、頭もそんななのか、、」
「い、今はそれでいいの!絶対気づいてもらうんだから!」
「果たしていつになるかな。」
「リボーン!うるさい!」
「お、オレ!2人はお似合いだと思います!」
ツナが永茉に言った。
「ほ、ほんと、、?」
「はい!」
(2人とも美男美女だし、似合わないことないよな。)
「ツナくん、ありがとう。」
永茉はニコッと笑った。
「つーかおめーら、こんなとこで油売ってる場合じゃねーぞ。」
「「「え?」」」
「時間を見てみろ。」
4人は同時に時計を見た。
時計の長針はHR5分前を指していた。
「なっ!遅刻!」
「急ぎましょう!10代目!」
「うん!」
4人はバタバタ走りながら教室へ向かった。
「はぁはぁ、じゃ、私はここで。」
「は、はい。また」
「うん、ありがとう。みんな早く行ってね。」
「うす!」
永茉はツナ、獄寺、山本と別れ職員室に入った。